カテゴリ:撮影機材( 2 )

自由雲台について

私は、撮影の殆んどに三脚を使います。
魚眼レンズ使用時は、三脚の脚が撮ってしまうので使いませんが、広角ズームレンズの半分程は三脚を使いますし、標準ズームレンズと望遠ズームレンズでは、100%近く三脚を使います。
マクロ撮影でも、可能な限り三脚を使っています。
何故三脚を使うのかといえば、露出を変えて同じシーンを複数枚撮すので、水平線&地平線を水平にする事を含めて、常に一定の画面を得るためです、

水平線・地平線が曲がっていると気になってしまいます。
それが人の作品でも(自分のはおいといても(^^ゞ)非常に気になります(笑)
曲がった地平線の画像をまっすぐに直すには、現像時などにトリミングする事になってしまい、結局画像が四辺角でカットされ、本来のフレーミングとは異なってしまいますので、そういう時の手持ちでの撮影をすごく反省します。
そうそう、私が手持ちで撮すと、カメラのファインダーには水準器が内蔵されているにもかかわらず、右下がり傾向の画像を時々作ってしまいます(^^ゞ
まぁ、三脚を使っても水平に撮さない友人から見れば、まだ少しはマシですが(笑)

三脚は、ジッツオの5型カーボンを長い間使っています。
この三脚は4段式で1段あたりの長さが短いので、3段式の1段だけ脚を伸ばせばアイレベルになるのに比べて、2段分脚を伸ばさなければアイレベルになりません。
それが少し面倒ですが、重さ(軽さ)・丈夫さ共に満足して、もう10年以上使っています。

さて・・・雲台です。
雲台は、3ウェイではなくて自由(ボール)雲台に拘って使っています。
何故自由雲台なのか・・・それは早いから(゚゚)(。。)
何が早いかというと、被写体を見つけて、三脚とカメラをその方向に向けフレーミング、ズーミング&フォーカシング。
そのフレーミング時に、3ウェイの雲台ですと、パンニング・ティルティング・水平合わせの、少なくても3回の操作が必要です。
しかも、カメラを右手で支える私が、操作が右に集中している3ウェイの雲台を使うと、カメラまたはレンズを左手に持ち替えて、フレーミングが決まってから、またカメラを右手に持ち替えて左手でフォーカシング・・・あ゛〜〜〜〜〜、面倒〜〜〜。
シャッターボタンを押すまでに、何度もカメラまたはレンズを持ち替えて、雲台のパン棒を持ち替えて・・・私は千手観音様じゃありませんってば〜〜(笑)
そういう理由もあって、私は左手だけで操作が可能な、しかも1回だけの操作でフレーミングが固定できる自由雲台に拘って使っています。

でも、操作が素早い自由雲台にも欠点があります。
1、ボールを固定するノブを緩める度に、水平線も同時に傾く。
2、例えば下向きの撮影の場合、ノブでしっかりボールを固定しても、レンズの重さで(僅かですが)更に下に向きやすい事。
3、ボールを固定する時に、しっかり固定される直前にボールが少しだけ動く機種がある事。
1番目は、ファインダー内の水準器で確認すれば問題はありません。
2番目は、強度不足・耐荷重不足の雲台では起こり易い問題ですが、十分な強度と耐荷重があればそれ程に問題ではありません。
まぁその分重く&高価になりますが。
一番問題になるのは、3番目の、固定する時に動く事です。
動くと言っても、ほんの僅かですが。
でも、その僅かが、超望遠レンズを使った場合に問題になります。
マクロ撮影時でも同様です。
400mmのレンズで、3m離れた5mmの方眼紙を撮すという以前行った実験では、全く動かない機種もありますが、一番悪い雲台では方眼紙上で1cm程動いてしまうものがありました。
その1cmが遠距離では何十メートルもの距離になってしまい、これは重大な問題なのです。
そそ、自由雲台は8機種持っています(爆)
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3ウェイ雲台を含めると・・・恥ずかしくてとても言えません(再爆)


今年の春に、常用していた自由雲台が壊れてしまい、なんとか騙しだまし使ってきましたが、とうとう使えなくなってしまいましたので、カンボの2.4kgの自由雲台を使ってきましたが、これは性能は良いものの、なにせ重い(;_;)
三脚の下よりも上部分が重いという、ちぐはぐな状況です(^^;
過日、手持ちの自由雲台のテストを再度行ってみましたが、帯に短し襷(たすき)に長しというか、褌(ふんどし)には短し手拭には長し状態で、8年振りに新しく購入する事にしました。

新機種に希望するところは、上記の欠点の2番目は、しっかりした機種でしたらあまり問題はないので、やはり3番目です。
今回の購入にあたり、いろいろ調べました。
今までに聞いたことがない製品や、メーカー名は知っているが評価を知らない製品など、ネットを使っての情報を得ようとしましたが、有名機種についての情報はあるものの、新興メーカーの情報が殆ど無く、自分の操作に合った機種&高性能の機種選定に苦労しました。
で、購入したのは・・・全く情報がない製品(爆)

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全く情報がありませんが、性能と操作性と価格を勘案した結果、人柱になる覚悟で購入してみました(^^ゞ
中国のSUNWAYFOTOというメーカーの、XB-52DLという製品。
背が高くなくローアングル撮影に向いている・作りは悪くない・表面などの仕上げも悪くない・操作は左手だけで行える・肝心の固定時の動きは、がっちりノブを閉めなくても固定されるので動きは殆んど無し。
しばらく忙しい状況なので、まだ実際の野外撮影には使っていませんが、さて、どんな評価を出せるでしょうか。
使っている内に使用感も変わりますので、それもまた興味深いですね。

また雲台が一つ増えました(爆)
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by cyan9203 | 2013-12-31 18:58 | 撮影機材 | Comments(4)

久々の超望遠

4×5インチのフィルムのカメラを使っていた10年程前の頃は、よく積丹半島へ落日時に起きる現象(変形太陽やグリーンフラッシュ)の撮影に行ってました。

厳寒期のオホーツク海(日の出時)や釧路では年に何回か起きる現象ですが、海水と空気の温度差により蜃気楼が発生し太陽が変形を起こす事があります。
四角や三角やワイングラスの形になったりしますが、夏の積丹でも、それ程に変化はしませんが、それでも丸い太陽が四角っぽくなったり扁平になったりします。
グリーンフラッシュは緑閃光とも呼ばれ、太陽が水平線に隠れる直前の、ほんの1秒程の間に起きる現象で、太陽が一瞬緑色になります。
日没時の気象条件に左右され、高い地形からの撮影がより良好など、かなりの低確率条件での自然現象の撮影です。
それらを4×5インチのカメラで撮すとなると、長い焦点のレンズが必要になります。
と言っても、Nikonから出ていたNIkkorT ED1200mmF18が、一般に入手できる一番長い焦点のレンズでした。
でも、4×5の1200mmは、フルサイズのデジタル一眼レフカメラのレンズに換算すると360mm程度なんです。

最近、デジタル一眼レフカメラを替えました。
カメラの性能に相応すべくレンズも追加購入しましたが、その資金は・・・4×5カメラとそれ用のレンズを売却したところから出てきました。
デジタル一眼レフカメラ用の超望遠レンズはとても高くて買えませんので、Nikkorの720mmと1200mmは売らないで手元に残しまして、その2本のレンズをデジタル一眼レフカメラに使用すべく、これもまた売らないで残してあった特注のビューカメラを利用して、超望遠レンズシステムを構築しました。

例えば同じ600mmのレンズでも、35mm一眼レフカメラ用のレンズと4×5用のレンズとでは、設計思想が異なりますし、性能も違います。
4×5用の1200mmのレンズをデジタル一眼レフカメラに使用した結果・・・
こんな感じで写りました。
トリミングはしていませんので、ファインダーを覗いたそのままの感じです。
久々に撮した超望遠での夕日、それなりに使えると判断するか、それとも大伸ばしには難しいと思うか・・・(^^ゞ


これが1200mm望遠システムです。
カメラはニコンD800E(シューに付いているのはワイヤレスリモコンレリーズ)、レンズはNIkkorT ED1200mm、蛇腹部分は長岡製作所の特注製です。
レンズが重すぎて、前枠が支えきれずに下側にティルトしてます(爆)
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小樽市の大浜海岸から高島岬を撮しています。
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by cyan9203 | 2012-07-19 11:39 | 撮影機材 | Comments(4)

艸木叢林(そうもくそうりん)です。北海道の風景や植物などの自然全般の写真を撮影しています


by 紫庵(しあん)